食品科学科で学習する専門科目と内容
教室で学んだことを自分の手で作ったり、実験したりする科目です。
1年生ではシフォンケーキなどを作る食品加工実習、しょうゆなどを作る醸造実習、微生物の取り扱いを学ぶ微生物実験があります。
毎日食べている食品を化学的な目でとらえる科目です。1年生では定性分析実験を中心に実験の基本操作について学びます。
トマトやサツマイモ、ダイコンなどの加工食品の原料となる野菜、イネなどの栽培をします。また、冬期にはサツマイモを利用した加工実習を行います。
微生物の基本的な性質を学びます。1年生では細菌、酵母、かびなどの微生物の種類や特徴について学びます。
食品の基本的な成分と食品衛生、貯蔵法などを学びます。
食品の成分を調べる食品分析実験、食品加工実習、醸造実習、微生物実験があります。
炭水化物、脂質、タンパク質について成分の特徴や身体に与える影響について学びます。
危険物取扱者や日本農業技術検定などの資格取得のための学習をしていきます。さらに上級の資格取得にも取り組みます。
微生物の作り出す酵素の作用やアルコール発酵などの食品製造にかかわる微生物の働きについて学びます。
醸造加工品の味噌、しょうゆ、果実酒などの酒類、食酢などの作り方について学びます。
コンピュータの利用について実際にパソコンを使って勉強します。2年生ではワープロ、表計算ソフトの利用について学びます。
食品加工実習、醸造実習、大腸菌群検査などの食品衛生実験があります。
食品に含まれるビタミン類などの特徴や、食品中における栄養素の変化について学びます。
今まで学習した知識や技術をもとに自分たちで考えたテーマで卒業論文を作成します。先生方のアドバイスを受けながら、1年間卒業研究に取り組みます。
生鮮食品や加工食品の流通形態や経済の基本的なシステムについて学びます。
乳・乳製品、畜産加工品の製造に関することや、食品製造における衛生管理について学習します。
ワープロ、プレゼンテーションソフトの利用について学びます。卒論の発表会はプレゼンテーションで行います。