農業クラブ活動

農業クラブ紹介

学校農業クラブは、1948年(昭和23年)に戦後の新制高等学校の学習活動の中で、農業高校性の自主的・自発的な組織として日本全国で誕生しました。

そして1950年(昭和25年)に全国組織を作る働きが強まり、全ての都道府県に農業クラブが誕生し、昭和25年11月2日、東京の日比谷公会堂で「指導性」「社会性」「科学性」の育成を目標に「日本学校農業クラブ連盟(Future Farmers of Japan)が発足しました。この全国組織のもとに、各都道府県には県連事務局があり、その指導を受けて、各学校の単位農業クラブがあります。

全国に「農業クラブ員」は約89,000名います。そして学校数は390校を数えています。

愛知県内には、稲沢(稲沢緑風館)、佐屋、半田農業、猿投農林、安城農林、鶴城丘、新城有教館・作手校舎、田口、渥美農業の10校があり、「愛知県学校農業クラブ連盟」を組織しています。

また、愛知県、岐阜県、三重県の東海3県の農業高校が集まって、「東海ブロック学校農業クラブ連盟」という組織を作っています。

そして、最終的に全国に9つある各ブロックが集まって、「日本学校農業クラブ連盟」略してFFJFuture Farmers of Japan が組織されています。

 

農産物販売

 

半田農業で生産された良質な農産物を販売することで、農業高校を理解してもらうことと販売実習を兼ねて、4月、11月、12月に農産物販売会が開催されます。

季節によって販売される農産物は異なりますが、野菜、果実、お米、鶏卵、草花などが販売されます。

 販売される農作物は

 野菜では、トマト、ミニトマト、キャベツ、ブロッコリー、ダイコン、ネギ

 果実はウンシュウミカン

 草花は花壇苗、シクラメン、ポインセチア、観葉植物などです。

 

農業鑑定競技会

農業高校生は実験・実習を行っていくうえで、いろいろな道具や教材を使います。
そのものの名称や特徴、使い方などを1問20秒で次から次へと解答していくものです。

問題の出題範囲は農業クラブ員手帳に記載され、その中から出題されます。

校内の成績優秀者は、県大会へと駒を進め、そこで成績優秀となった人は全国大会へ進むことができます。

毎年、全国大会に出場する優秀な生徒がいます。

時間をかけただけきっと成果は出ますので、頑張りましょう。

 

 

プロジェクト研究

意見発表

農業クラブの根幹は、このプロジェクト研究にあると思います。
自らが考案した新しい手法で栽培した植物や新しい材料を使って調製した飲み物など、アンケートをとってその反応を見るなど、地道な努力が必要です。

学年を超えてできるプロジェクト研究は、人間性を高める絶好のチャンスです。みなさんも研究に挑戦していませんか?

 

半農祭(文化祭)

半田農業高校の半農祭(文化祭)は本校最大の行事です。
そこでは毎年、農産物即売会を実施しています。(例年11月上旬に開催)

 

寄せ植え教室

1年生を対象にした行事です。

ポインセチアやゴールドクレストなどを使って1つの鉢に、広さや深さを表現するものです。同じ材料を使っても、決して同じものはできません。

出来上がった作品は、クリスマスにぴったりで、少し植え替えれば正月飾りにもなります。生徒全員が一生懸命つくり、最後は自宅に持ち帰り飾ります。